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【3月25日開催@大洗町】地域共創型まちづくりプログラム「Create Owarai」成果発表イベント
2023年1月から3月までの3ヶ月間にて、「もの」(特産品)・「ひと」(暮らし)・「こと」(場づくり)の3つのテーマから大洗町の未来を考える「Create Owarai -地域共創型まちづくりプログラム-」を運営してきました。この度、本プログラムの成果発表イベントを3月25日(土)に大洗町で開催いたします。
Create Owarai プロジェクトの概要
Create Owarai(クリエイト大洗)は「大洗町の地域づくりの担い手をつくること」と「笑顔の溢れるまちをつくること」の2つをコンセプトにしたプロジェクトです。
急速に進む人口減少や少子高齢化、地域経済の衰退、感染症の流行による観光客の減少等の課題が顕著となっている大洗町において、自治体や地域事業者など町内の力だけでなく、様々な経験・視点・アイデアを持った町外在住の人たちと連携協力をし、地域課題の解決や新しいまちづくりに取り組むことを目指しています。
その一環として、本年度は「もの」(特産品)、「ひと」(暮らし)、「こと」(場づくり)の3つをテーマに、3ヶ月間の「地域共創型まちづくりプログラム」を2023年1月より開始いたしました。
地域共創型まちづくりプログラムのこれまで
2022年11月末に本プログラムの参加者を募集し、経験もスキルも価値観も異なる大洗町外在住の社会人12名が集まり、1月よりプログラムがスタートしました。
初回のDay1では参加者全員が大洗町を訪れ、3つのチームに分かれて現地視察やテーマオーナーとなる町内の事業者5名とチームコーディネーター3名との意見交換、チームビルディングを行い、大洗町の魅力と課題の両面に触れる体感と体験をしました。
その後、Day2からはオンラインワークで3つのテーマについて、zoomやSlack等のオンラインコミュニケーションツールを活用して議論を重ね、課題設定や解決に向けたアイデアを考えてきました。
地域共創型まちづくりプログラムのゴール
本プログラムは、6つのC(Communication・Coordination・Collaboration・Curiosity・Challenge・Circle)を取り入れた「Co-Work(共働)&Co-Creation(共創)」をコンセプトに3ヶ月間で、チームでイベントの開催やコンテンツの制作など、1つ以上のアウトプットを出すことをゴールに進めてきました。
その際に、
①プログラムを通じて体感した大洗町の魅力・課題が反映していること
②テーマオーナーとなる町内の事業者の考え方・要望が反映していること
③参加者一人ひとりの特性・強みが反映していること
の3点をアウトプットの要素として設定しました。
各チームの紹介
①「もの」(特産品) チーム名:洗4(あらふぉー)
■チーム名の由来
大「洗」を変える4人のメンバーという意味+チームメンバー4人がaround40から命名しました。
■テーマオーナー(協力事業者)
にんべんいち代表 坂本貴英さん
惣菜店かじま店長 梶間千萩さん
■チームコーディネーター
寺崎倫代さん
■プログラムで主に取り組んできたこと
1.大洗の食体験/テーマオーナーさんとの課題感の共有
2.アンケート調査「土産に関する意識調査」の実施
※期間:2/12(日)-18(土)・有効回答数:154件
■プログラムを通じて見えてきた大洗の魅力
・豊富な水産資源とそのおいしさ
・「干し芋」ブーム(生産の9割が茨城県産)
・ふるさと納税の事例にみる成長の伸びしろ
・応援したくなる生産者や事業者が多くいること
■プログラムを通じて見えてきた大洗の課題
・水産物の水揚げはコントロールが難しい
・水産物は職場でのばらまきのお土産には不向き
・ブランディングへの意識が希薄、意識をしていてもそこに対して手が回らない実情
・「大洗ならでは感」が弱い
■大洗の特産品(土産品)に関する仮説
1.生産者を応援したくなるようなストーリーが見えるかどうか(共感・人に話したくなる)
2.パッケージから味のイメージが伝わるか
3.地域限定感があるかどうか
4.個包装になっているか
5.現地での体験
■今回のイベント企画の背景
大洗の生産者・事業者を繋ぎ、大洗町の特産品の魅力を内外に伝えるため
■企画のゴール・期待
・3月25日のイベント「かに・いも調査」の結果を今後の大洗のお土産品開発の参考にしてほしい
・実際に、生産が開始され、大洗が潤い、大洗全体が特産品・お土産に関する意識(生産/PR/ブランディング等)が高まってほしい
■メンバーからのメッセージ
君たちに極秘任務を依頼する。作戦名は『「かに・いも」調査大作戦』だ。3月25日に決行される2つの「カニかに作戦」「いもイモ作戦」をクリアしてほしい。すでに大洗の魅力を知る者にも、これから知る者にも。美味しくも、危険な任務に参加してくれることを祈っている。3月25日、この日は大洗の新たなお土産が誕生するきっかけになる日かもしれない。
■テーマオーナーからのメッセージ
(坂本さん)「干し芋の新商品誕生の第一歩を皆さんの目で確かめてください!(試食もあります!)」
(梶間さん)「第2のずわいがにたっぷりコロッケが誕生するか!ニ?みんなで”みらいの大洗”が輝く商品を作りましょう!」
■チームコーディネーター(寺崎さん)からのメッセージ
「関係人口として大洗に集結した4人が地元の事業者さんたちと共創しながらNewお土産開発にチャレンジします!コロナ禍を経て、新しいお土産に求められる姿は何なのか?美味しくて危険なミッションにみなさんも是非ご参加ください!」
■中間プレゼンテーションの模様はこちら
②「ひと」(暮らし) チーム名:MMBs(エムエムビーンズ)
■チーム名の由来
メンバーの3人のニックネーム「もこ・まさ・ばね」(MMB)が大洗にいろんな種・豆(Beans)を撒いて、ジャックと豆の木のように大きく育てていきたいという思いから命名しました。(MMB+Beans=MMBs)
■テーマオーナー(協力事業者)
大洗海風ヨガスタジオ代表 小林綾子さん
わづくる株式会社代表 平間一輝さん
■チームコーディネーター
寺内ちひろさん(大洗クエスト)
■プログラムで主に取り組んできたこと
「暮らし」を軸として、大洗の町内・町外にそれぞれどのようにアプローチしていくかを徹底的に考えてきました。
■プログラムを通じて見えてきた大洗の魅力
・新しいカルチャー(ガルパンなど)を受け入れた実績などもあることから、外部の人間も比較的好意的に受け止めてくれること
・外部の人間が新しいアクションをした時の、町全体での受容度が他の地方にはない強み
・大洗クエストのような大洗を盛り上げたいという関係人口、それに賛同する町民(テーマオーナーさんなど)の存在
■プログラムを通じて見えてきた大洗の課題
・過ごし方などの「暮らし」に関する発信が弱く、興味がある人間でないと詳しい情報が取りにくいこと
・長期的な暮らし(移住・定住など)に対するアプローチはまだまだ少ないのではないかと感じたこと
■大洗町の暮らし提案に関する仮説
1.大洗事業者、町民、外部の関係人口で暮らしをテーマとした新しい大洗の魅力を発掘すること
2.暮らしに関する大洗町の魅力、ポテンシャル、課題を上記の人たちがきちんと認識すること
3.大洗町内の閉鎖的になっている事業者コミュニティの創出(事業者同士の引き合わせなど)
■今回のイベント企画の背景
観光客を迎え入れるという点では観光地ということもあり注力しているように見えますが、大洗町での継続的な暮らしという観点では、まだまだ取り組みが足りていないと感じています。この点の外部発信力が弱いと感じ、その理由を明確にする必要があると思いました。
大洗町内の事業者や町民などから外部(MMBs)が率直に感じている疑問などを改めて考え、見つめ直してもらうことで、これまで気づかなかった大洗のポテンシャルや課題を顕在化させていきたいと考えています。
■企画のゴール・期待
1.第2回大洗フロンティア会議開催のアクションが取れること → 継続的活動にしていくこと
2.参加者全員が大洗の新たなポテンシャルを感じることができること → 大洗のフロンティア=発掘を自分ごとにしてもらうこと
3.参加者全員が次も参加したい(次も参加しなきゃ!)と思えること → 「生みの楽しみ」を実感してもらうこと
■メンバーからのメッセージ
私たちは今年の1月から大洗で「暮らし」をテーマとした町おこし活動をしております、チームMMBs(エムエムビーンズ)といいます。「暮らし」という観点で、「大洗をもっと盛り上げたい!」という思いで活動しています!
今回の大洗フロンティア会議では、ご参加の皆さんが、 継続的に大洗で住む・働くという観点で思っていることを教えて欲しいと考えています。例えば、以下テーマでの意見・感想を聞きたいと考えています。
・上京して出会った友人を大洗でおもてなしする時に、 大洗での過ごし方などオススメできるコンテンツはありますか?
・別荘を建てたいと考えている友人に、大洗をアピールするとしたら何を推しますか?
「それいいね!」「こういう考え方もあるよ!」などなど、 素直な反応を私たちに見せてくれたらとても嬉しいです。 ぜひ私たちと一緒に、大洗の暮らしを考えるお手伝いをお願いします!
■テーマオーナーからのメッセージ
(平間さん)「地域に新しい化学反応が起こせる可能性がある企画だと思います。きっとこれまで生まれてこなかったアイディアやコミュニティができるはずです!」
(小林さん)「自分が気づけなかったようなアプローチがとても興味深く、刺激を受けてます!ワクワクしてます!」
■チームコーディネーター(寺内さん)からのメッセージ
「大洗の暮らしに新しい価値を生み出すためにはどうするか、メンバーそれぞれ熱い想いをもって何度も話し合いを重ねました。今となってはただの大洗ファンではなく地域の活性化に携わる一員です。メンバーのアイデアや企画力は、大洗のポテンシャルをより一層引き出してくれると思います。」
■中間プレゼンテーションの模様はこちら
③「こと」(場づくり) チーム名:交茶点(こうさてん)
■チーム名の由来
お茶を飲みに行くような感覚で大洗内外の人が交わることができる交差点づくりを目指していきたいという思いから交茶点と命名しました。
■テーマオーナー(協力事業者)
TODAI STREET FOOD AND COFFEE 三橋勇太
■チームコーディネーター
鈴木斗樹さん(大洗クエスト)
■プログラムで主に取り組んできたこと
DAY1では大洗町を電動自転車で一周!各チームメンバーの視点で大洗を見つめました。また、テーマオーナーの三橋さんの思いを聞き、アウトプットのコンセプトを「大洗町の中と外の人が交わる」イベントに決定しました。その後は、チーム内での議論や他チームメンバーとの意見交換を重ね、イベント開催に向けてコンセプトをブラッシュアップしてきました。平日の夜などプログラム以外の時間も使いながら、メンバー6名で定期的にオンライン打ち合わせを重ねて企画案を練ってきました。
■プログラムを通じて見えてきた大洗の魅力
・海の幸
・磯前神社の縁結び
・コアなコンテンツの存在(カジキミュージアムやガルパンなど)
・ 海が見える景色(個々の視点、無限大)
・人の温かさ = おすそわけ文化
■プログラムを通じて見えてきた大洗の課題
・夏以外の魅力コンテンツが薄い
・Uターン勢が少ない印象で、外からの刺激が持ち込まれていない
・学生の集まれる場所が少ない
・大洗内外の人の交流の場が少ない
・観光資源が点在しているが、横のつながりが生み出しずらい
■大洗の新たな場づくり提案に関する仮説
1.大洗の中の人と外の人がつながるきっかけをつくること
2.カタチに残るもので交流するきっかけをつくるること
■今回のイベント企画の背景
1.大洗の地元の人と外から遊びに来た人が「交流できる場」があったいい!そんなテーマオーナーである三橋さんの想いに応えるべく、大洗の魅力を知った「大洗の外から来た」チームメンバーが、「大洗」の中と外を繋げるキッカケを作ろう!と立ち上がりました。
2.三橋さんが目指す「近況報告ができる場、学生が集まる場所、戻ってきたいと思う場所」を実現するためのきっかけとしては「写真」をカタチとして残す場ができるとふと思い出せるのではないかと考えました。
■企画のゴール・期待
本イベントを定期開催できるようにしたいと考えています。また、大洗の場づくりのモデルケースとなることを期待しています。
チームとしても今回の交流イベントを経て、2023年中に、大洗の「新たな魅力」を前面に打ち出した企画を1つ以上開催、もしくは、今回のイベント内で今までにない大洗の魅力を引き出した「アイデア」を3つ創出するなど、次につながるものをアウトプットしたいと考えています。写真展については、事前収集も含め当日100枚の写真を集めること+記念撮影を30人行うことをゴールに進めていきます。
■メンバーからのメッセージ
(交流イベント班)大洗の地元の人と外の人が組み合わされば、大洗の魅力はどんどん大きくなると確信しています。あなたの視点で見た「大洗」はダイヤの原石かもしれません。地元の人と一緒に「大洗の魅力とこれから」を語ってみましょう。
(写真展班)大洗には素敵なもの、人、場所があるんだ!というきっかけになって、大洗での思い出になれたらとても嬉しいです!普段訪れない場所に足を踏み入れてください。そこには面白い体験があるかもしれません。そこでいっぱい写真を撮って、色んな人達と交流をして下さい!
■テーマオーナー(三橋さん)からのメッセージ
「私自身のお店や商売のことは関係なく、大洗のことを真剣に考えていただいたのが本気で分かる企画です。私個人としても参加出来ることが本当に楽しみです!」
■チームコーディネーター(鈴木さん)からのメッセージ
「チーム名に込められた『お茶をするような感覚で』という部分がとても大好きです。大洗の魅力を参加者の方と一緒に『考える』『シェアする』『見つける』、、、色々な可能性が詰まったイベントになるのではないかとワクワクしています!」
■中間プレゼンテーションの模様はこちら
成果発表イベントの開催概要
3つのチームが以下の内容、時間、場所でそれぞれイベントを開催いたします。
※イベント内容等は変更となる場合がございますので、随時更新をしていきます。
①「もの」(特産品) チーム名:洗4(あらふぉー)
– イベント名:大洗人も観光客もみんなで食べよう選ぼう!これぞ大洗〜「かに・いも調査」大作戦!!
– 内容:大洗の新しいお土産開発に関するユーザー参加型調査イベント
– 時間:2023年3月25日(土) 10:00-14:00
– 場所:以下の3か所で開催
①うみまちテラス(〒311-1307 大洗町桜道 301)
②惣菜かじま(〒311-1301 大洗町磯浜町 816-1):かにカニ作戦:新製品コロッケ試食イベント
③にんべんいち(〒311-1301 大洗町磯浜町 5489):いもイモ作戦:新製品干し芋試食イベント
– こんな方におすすめ:大洗町にお住まいの方、大洗に観光などで来られる方
※3 ヶ所すべての作戦に参加いただいた方には特典あり(数量限定)
②「ひと」(暮らし) チーム名:MMBs(エムエムビーンズ)
– イベント名:第1回大洗フロンティア会議 〜大洗の「暮らし」を一緒に考えませんか?〜
– 内容:大洗の暮らしを町民と一緒に考える交流イベント
– 時間:2023年3月25日(土) 14:00-16:00
– 場所:primitive hut 夏海の家 会議室(〒311-1311 大洗町大貫町256-82)
– こんな方におすすめ:大洗町の事業者や高校生など町内在住の方
※町外在住の方で大洗の暮らしに興味関心のある方はYouTube(チャンネルURL: https://www.youtube.com/channel/UCCrG5Wpjz8CuKMgKnoOGPug )でライブ配信を予定しています。
③「こと」(場づくり) チーム名:交茶点(こうさてん)
– イベント名:大洗の魅力と思い出をあなたにおすそわけ
– 内容:以下の2つのイベントを開催
①大洗の魅力と未来を気軽に語る交流イベント
②大洗の写真展&記念撮影イベント
– 時間:2023年3月25日(土) ①10:00-12:00 ②10:00-17:00
– 場所:①primitive hut 夏海の家 会議室(〒311-1311 大洗町大貫町256-82) ②うみまちテラス(〒311-1307大洗町桜道301)
– こんな方におすすめ:大洗についてを考えたい大洗町在住の方、大洗に関わりたい町外在住の方、10~20代の若い世代や学生など
– その他:写真展は事前・当日ともにこちらのフォームにて写真を集めていますので、お気軽に参加・投稿ください。
※その他、案内・注意事項※
・すべてのイベント、参加費用・事前申込・持ち物はなしになります。
・当日、雨天の場合は中止や開催場所変更となる場合がございます。
主催・協力
主催:Owarai Quest(大洗クエスト)
協力:大洗町役場まちづくり推進課、大洗観光おもてなし推進協議会(うみまちテラス)、株式会社にんべんいち、株式会社カジマ、TODAI STREET FOOD AND COFFEE、大洗海風ヨガスタジオ、わづくる株式会社
お問い合わせ先
本イベントに関するお問い合わせ(イベントの内容について、イベントの取材についてなど)は以下までお願いいたします。
owarai.quest@gmail.com
運営事務局:大洗クエスト 萬里小路 忠昭(までのこうじ ただあき)