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土浦市テレワークガイド
茨城県の霞ヶ浦は、日本で二番目の広さを誇る湖。釣りやヨット、水上オートバイなどのレジャーが盛んなほか、日本百景に選定された景勝地でもあります。
そして、そんな霞ヶ浦の西端に位置しているのが土浦市。
土浦市には、霞ヶ浦を活かした観光のほか、JR土浦駅周辺の歴史ある街並み、サイクリングの拠点「りんりんスクエア土浦」、市内外を巡るサイクリングコース「つくば霞ヶ浦りんりんロード」など、ウォーキングやサイクリングで街の中を楽しめる要素がたくさん。駅直結の宿泊施設とテレワークスポットや図書館もあるので、駅周辺のコンパクトなエリアだけでも、テレワークやワーケーションに取り組めます。
さらに土浦市は、東京駅から特急で約50分で来られる、都内からもアクセスしやすい街。駅周辺だけでも仕事と息抜きを両立させられる利便性もあり、「ちょっと行ってみようかな」と思いついたときに、気軽に足を延ばせる街です。
今回は、土浦駅を拠点にした、街のテレワーク・ワーケーションスポットをご紹介します。
土浦市テレワーク・ワーケーションスポット
- STATION LOBBY
- 星野リゾート BEB5土浦
- 土浦市立図書館
- ル・サイク土浦
- 亀城公園
- 歴史の小径
- 土浦まちかど蔵
- りんりんポート土浦
STATION LOBBYテレワークスポット
JR土浦駅直結の「PLAYatre TSUCHIURA」2階・3階にある「STATION LOBBY」は、「1時間早く駅に来たくなる日本一の駅の待合室」をテーマに作られた、新業態のレストランゾーン。カフェやレストラン、中華スタンドだけでなく、フォトスタジオや中学・高校生向けの勉強スペースなども備わっています。カフェ・レストランでは、コーヒーやお食事を楽しみながらテレワークが可能。
STATION LOBBYは駅改札口を出てすぐ右側にあるので、「到着したら、まずはひと仕事終わらせたい」という方にもおすすめです。
サイクリストのためのバイクラックもあるので、仕事もサイクリングも楽しみたいワーケーションスタイルの方にもご活用いただけます。
PLAYatre TSUCHIURA https://playatre.com/
星野リゾート BEB5土浦テレワークスポット・宿泊施設
星野リゾートが運営する、「居酒屋以上 旅未満 ルーズに過ごすホテル」をコンセプトに作られた宿泊施設。インダストリアルな雰囲気にデザインされた館内は、サイクリストも納得の設備が充実しており、ゲストルームへの自転車持ち込みも可能。
ゲストルームではもちろん、パブリックスペース『TAMARIBA』でもテレワークを行えます。『TAMARIBA』には、カフェが併設されているほか、本やテーブルゲームも充実しているので、チームでテレワークを行うときも程よくONとOFFの切り替えができるはず。
オフィスやカフェとも違う場所に身を置くことで、仕事がより一層はかどるのではないでしょうか。
星野リゾート BEB5土浦 https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/beb5tsuchiura/
土浦市立図書館読書スポット
土浦市立図書館は、芸術と文化の複合施設「アルカス土浦」内に2017年11月にオープンした新しい図書館。JR土浦駅西口からペデストリアンデッキで直結しているので、雨の日でも気兼ねなく足を運べます。
2階から4階の広々とした館内には、38万冊以上の蔵書があります。屋内席だけでなく、駅前広場を見下ろしながら本を読める屋外スペースも利用可能。
児童コーナーも充実しているので、お子様連れのワーケーションの方にもご利用いただけます。
土浦市立図書館 https://www.t-lib.jp/
ル・サイク土浦レンタサイクルスポット
シャワーやコインロッカーなどを備えたJR土浦駅直結型のサイクリング拠点「りんりんスクエア土浦」。その中にあるレンタサイクルステーション「ル・サイク土浦」では、ロードバイク、マウンテンバイク、ミニベロのほか、Eバイクやジュニアスポーツバイクもレンタル可能。
普段は手の届かないオシャレで高性能な自転車に乗って、土浦のまちや霞ヶ浦の湖畔に出かけられます。レンタサイクルはどれもプロが整備した自転車で、スタッフが乗り方や自転車選びのアドバイスをしてくれるので、初心者でも気軽にサイクリングを楽しめます。
サイクルアイテムの販売や、自転車のメンテナンスも行っているので、サイクリングが趣味な方や、自分の自転車を持ち込んでワーケーションをしたい方にもご活用いただけます。
ル・サイク土浦 https://lecyc.jp/
また、長距離サイクリングをしっかりと楽しみたい人には、りんりんスクエア土浦から「つくば霞ヶ浦りんりんロード」を走るのもおおすすめ。茨城県西部から土浦市内を通り、霞ヶ浦を周遊するように設けられたこの道では、最長で約180kmのコースを駆け抜けることができます。
「つくば霞ヶ浦りんりんロード」は、日本が世界に誇るサイクリングルート「ナショナルサイクルルート」の第一弾として指定されたルートの一つ。都心から一時間で来られるナショナルサイクルルートを、ぜひお楽しみください。
つくば霞ヶ浦りんりんロード https://www.ringringroad.com/
亀城公園サイクリング・散策スポット
亀城(きじょう)公園は、室町時代に築城された土浦城の本丸と二の丸の一部を整備した公園。JR土浦駅の西側にあり、駅から徒歩で訪れることができます。
園内の櫓門(やぐらもん)は、本丸にある櫓門としては関東で唯一現存するもので、かつての城の面影を今に伝えています。「亀城」という名は、堀に囲まれた土浦城の姿が水に浮かぶ亀のように見えたことからつけられたと言われています。
広々とした敷地内に、自然あり、水辺あり、歴史ありの公園なので、テレワークの合間にひと息つく場所としてぴったりではないでしょうか。
亀城公園 https://www.ibarakiguide.jp/db-kanko/kijo_park.html
歴史の小径サイクリング・散策スポット
亀城公園周辺には、古い見世蔵や古民家、神社仏閣などが数多く残っています。この一帯は「歴史の小径(こみち)」として修景整備された道路や路地で結ばれており、のんびりと散策をするのに最適。
歴史の小径 https://www.city.tsuchiura.lg.jp/page/page000549.html
土浦まちかど蔵サイクリング・散策スポット
歴史の小径の一画にある特徴的な二つの蔵が、土浦まちかど蔵「大徳」と「野村」。
「大徳」は、街歩きのアンテナショップの役割も担う、土浦市の観光の拠点。
江戸時代末期に作られた呉服屋の見世蔵・袖蔵・元蔵・向蔵の4棟を改修した建物の中に、観光案内所、お土産販売コーナー、郷土資料展示館があります。土浦散策を始める前に、まず最初に立ち寄ってみることで、街の楽しみ方が広がります。
「野村」は、江戸時代後期から明治時代初期に建造されたもので、江戸時代から続いた商家の野村家より受け継がれたもの。母屋のほか、袖蔵、文庫蔵、レンガ蔵の3つの蔵からなります。休憩所や食事スペースとして街歩きの途中に気軽に立ち寄れるほか、機織りや草木染め体験、郷土資料館見学などで、街の文化に触れることもできます。
また、レンガ蔵はお食事が楽しめる喫茶店「喫茶 蔵」として営業しており、ここで頂けるのが「ツェッペリンカレー」。
1929年、ドイツの大型飛行船ツェッペリン伯号が世界一周の途中、土浦に飛来した際に、飛行船の乗組員に土浦ならではの食材を使ったカレーを振る舞って歓迎した、という歴史に由来した
メニューです。
土浦にお越しの際は、ぜひご賞味ください。
土浦まちかど蔵 http://www.tsuchiura-kankou.jp/machikado_kura/
りんりんポート土浦サイクリング・散策スポット
りんりんポート土浦は、「つくば霞ヶ浦りんりんロード」が敷地内を通過するサイクリングの拠点。駐車場や休憩スペース、サイクリスト向けのメンテナンススペース、シャワー室が設けられているだけでなく、サイクルパーツの自動販売機も設置されています。
室内には、サイクリングや移住のパンフレットも設置されているので、ちょっと休憩しながら街の情報も集められます。
霞ヶ浦を望むロケーションも特徴の一つで、清々しい景色を眺めながらのテレワークや読書にもご利用いただけます。
りんりんポート土浦 https://www.city.tsuchiura.lg.jp/page/page011935.html
インタビュー
土浦市役所の北島さんと中西さんに、土浦市のテレワークに向いている理由とみどころをお伺いしました。
土浦市がテレワークに向いている理由を教えてください
土浦市 市長公室 広報広聴課長
北島 康雄
土浦市は、東京から約60kmの距離にあり、車でも電車でも、約1時間で足を運べるアクセスの良い街です。
JR土浦駅周辺には、複数のホテルが立地しているほか、市役所や図書館、医療機関や子育て施設などが集積。さらに、観光スポットの一つでもある霞ヶ浦の湖畔には、駅から徒歩で出かけることができます。
東京からアクセスしやすく、駅周辺に様々な施設や観光地がコンパクトにまとまっているので、テレワークやワーケーションにも非常に適した街です。
土浦市のみどころを教えてください
土浦市 都市産業部 商工観光課 観光物産係長
中西 弘治
土浦市の街中には、数多くの歴史的な建造物があり、代表的なものは、土浦城の城跡である「亀城公園」です。
また、駅の東側には日本で二番目の面積を誇る湖霞ヶ浦が広がり、市の北部には、筑波山や霞ヶ浦を一望できるビューポイント「朝日峠展望公園」、小野小町伝説の魅力を伝える場所「小町の館」等があります。
さらに、年間を通して、食やスポーツ、文化などをテーマにした数多くのイベントが催されています。
春には市内の桜の名所で開催する「土浦桜まつり」や、約二万人のランナーが参加する「かすみがうらマラソン」、夏には「土浦キララまつり」、秋には日本全国の花火師が集まり、腕を競う「土浦全国花火競技大会」、食の祭典「土浦カレーフェスティバル」などが開催され、市内外からたくさんのお客様にお越しいただいております。
サイクリストの方にも多数お越しいただいており、筑波鉄道廃線跡や霞ヶ浦の湖岸などのルートを走る「つくば霞ヶ浦りんりんロード」でサイクリングを楽しんでいただいており、サイクリストの皆様はもちろん、家族連れの方にもご好評をいただいております。
自転車と霞ヶ浦を新たな切り口で楽しんでいただく企画として、往路は自転車を船に載せ船旅を楽しみ、復路は自転車の旅を楽しむ「サイクルーズ」も実施しております。