【平成31年度 Camp in参加企業プロジェクトレポート】 株式会社リクルートキャリア プロジェクトレポート

合宿プログラム大枠

【7/17 社内事前説明会@東京】

【8/7 現地視察@アツマーレ】

【8/22 ディスカッション会議@東京】

13:00

13:10

 

前回の振り返り

13:10

14:45

 

アイディア出し

14:45

15:00

 

休憩

15:00

17:50

 

アイディア出し(続き)

17:50

18:00

 

振り返り、3日目の流れについて

【9/18 最終発表会@アツマーレ】

茨城県東茨城郡城里町にあるアツマーレ。廃校を活用した行政施設とプロサッカーチームのクラブハウスの複合施設としてJリーグの中でも話題になっています。

そのアツマーレをクラブハウスとして活用している水戸ホーリーホックと連携し、今回、リクルートキャリアが企業研修を実施した。様々な部署から応募し選考された13名が参加。

業務外での活動であったため熱量の高い社員の方々ばかり。「アツマーレの活用方法」をテーマに、リクルートキャリアの社員が外部視点から課題を探り出し、水戸ホーリーホックのクラブハウスの社員も一緒にディスカッションを行いました。

合宿ではなく、あえて日帰りで実施することにより、家族をもつ社員も多く参加できました。

また、短期集中ではなく、2ヶ月間、現地視察と東京でのディスカッションを繰り返すことで、両社にも気づきの多い時間を過ごすことができたようでした。

 

現地視察〜東京でのディスカッション(8月)

 

行政施設でもあるアツマーレには町民も利用できるトレーニングルームがあるが、水戸ホーリーホックの選手も利用するため、選手が町民に器具の使い方を教えることもあるで、自然とコミュニケーションが生まるきっかけとなっています。

その様子などを見学しながら、リクルートキャリアの社員からは、「かつて学校として利用されていた場所をどのようにリノベーションしているのか」や「施設がトップチームの選手育成にどうつながっているのか」といった質問が挙がっていました。

 

一通り見学が終わった後、会議室へ移動し、水戸ホーリーホックの神田取締役がファシリテーターとなり、改めて「なぜこの研修が開催されているのか」、「どう考えていくのか」、「何を解決していくのか」など研修の意義について認識を合わせることで、グループ内での議論の質が高まるとともに、活発に質疑が行われていました。

 

グループごとに付箋を使いながら、アツマーレや城里町の魅力・課題についてグルーピングし、外部視点での仮説を立て、検証すべき論点を整理、これからの活用方法のアイディアなどをまとめていきました。

各グループとも事前の情報だけでは分からなかった現地の生の声や実際見たものを感じ取りながら、提案内容を考える時間を過ごしていきました。

 

8月下旬に行われた2日目は、現地視察の結果を踏まえて、東京のリクルートキャリア本社でディスカッションを実施しました。サッカー経験者や、地方創生に関心が高い者など参加者の様々なバックボーンを活かしながら、仮説とアイディアの幅を広げていきました。

またその後も、仕事の合間を縫って水戸ホーリーホックの社員と連絡を取り合い、プランを仕上げていかれていました。

プレゼンテーション

9月中旬に行われた最終プレゼンには、水戸ホーリーホックの沼田社長、リクルートキャリアの佐藤執行役員、そして城里町の上遠野町長も参加。それぞれの立場から,今回の研修への期待について挨拶があり、参加者の緊張感とワクワク感が高まっていきました。

 

 

 

各グループのプレゼンは10分。最初の課題に対してどこに注目したのか、仮説とアプローチを提案されていました。リクルートキャリアで培った情報整理とプレゼンのスキルに、関係者も事務局も勉強になる部分が多く頷くばかり。

 

プレゼンテーション後には、審査員からのフィードバックと、それを踏まえた振り返りタイム。

実際に参加した感想や、仕事に活かせるポイントなどについて話し合われていました。熱意の高いメンバーが組織を超えたチームで課題に取り組むことにより、リクルートキャリア、水戸ホーリーホック双方に深い学びがあったようです。

 

最後は、城里町の特産品を食べながら交流会。

参加者同士を労いつつ、これからも城里町とどう関わるかについてディスカッションが続いていました。また、このCamp inの取り組みについて事務局にも質問がなされたりと、参加者の地域課題に対する関心が最後まで尽きない研修となったようでした。