現在、やりがいや個人の成長、仕事以外の時間に価値を求めるライフスタイルとして、複業やフリーランスなど、多様な働き方が注目されている。その考え方は若者だけではなく、定年退職や早期退職を見据えた40~50代にも拡がり、充実した第二の人生を楽しむためにアクションを起こしたいと考える人は少なくない。
そんな中、水戸市でアップルパイ専門店「YOCICOTAN Cafe」を営む田中芳子さんは、稼業を引退後、自らアクションを起こし、充実した第二の人生を送る一人。60歳を過ぎてアップルパイ専門店をスタートさせてから、「みんなが喜んでいる顔が見たい」という想いを胸に、努力と研究、そして人との出会いを重ね、9年間事業を続けてきた。そんな芳子さんのまわりには、いつも応援してくれる人たちがいる。
母と娘で営むYOCICOTAN Cafe