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茨城のヒト・コト・バ PEOPLE, THINGS, SPOTS OF IBARAKI
コワーキングスペース
晴耕雨読
今春、日立市に新たなコワーキングスペースが誕生。集え!まちにクリエイティブを伝播するクリエイター
クリエイターやクリエイティブ企業のみなさんに、具体的なクリエイティブな案件や仕事を通じて、茨城県北地域に関わるきっかけとなる情報を提供する『きっかけワーク』。今回は、日立市に新しくオープンするコワーキングスペースで、自らの仕事を進めながら、コミュニティに自身のクリエイティブを伝播させていくようなクリエイターを募集します。
今や、全国的にコワーキングスペースがあるのは珍しいことではないですが、都心部以外では、単にワーキングスペースとして以外の役割が必要になってきます。つまりは、その土地のコミュニティといかに共存していくか。そういったことが上手く機能しているようなコワーキングスペースは、なかなか少ないのではないでしょうか。そんな中、今春、日立市に新たなコワーキングスペース『晴耕×雨読』が誕生します。企画や設計、そして運営に至るまで手がけられたのは、建築士の加藤雅史さん。どんな場所になるのでしょうか?

建築士の加藤雅史さん
「日立市からの委託で、まちづくりのお手伝いをしている中で、常陸多賀駅のロータリーから徒歩2分ほどのオフィスビルの1階と2階をリノベーションするというプロジェクトが立ち上がりました。2階はいわゆるコワーキングスペースとして、月額制で契約してもらうような形。1階はコミュニティスペースとして考えています」

駅から徒歩2分のオフィスビルの1階と2階を改装する

「同じ、日立市といっても、日立と常陸多賀ではコミュニティの形が全然違います。このビルがある通りは、学生通りという名前なんですが、文字通り学生の行き来があります。なので例えば、学生と高齢者、そこにクリエイターが交わるような風景を1階のコミュニティスペースで作れたらなと考えています」


改装中の1階スペースと改装後のイメージ


2階を改装中、改装後は月額制のコワーキングスペースに
そして、今回のきっかけワークでは、このオフィスを利用しながら常陸多賀のまちをクリエイティブで活性化することに興味があるクリエイターを募集します。加藤さん自身が、本業として建築士の仕事をしながら、市からの委託を受けてまちづくりの仕事もされているので、加藤さんとパートナーシップを組んで、さまざまなまちづくりプロジェクトに関わることができそうです。